サンフランシスコ花市場の始まりは、イタリア人、日本人、中国人の生産者さんたちの連携で始まったそうです。
今回、私は第一日めの4つのデモンストレーションだけしか見ることができなかったのですが、その中で4回とも日本の活け花(文化)のことに触れていました。
1つめは、アメリカのフラワーデザインの成り立ち。イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、オランダのフラワーデザインの歴史から始まって、スタイルの特徴、国民性からの表現の仕方など、実際にアレンジを舞台に設置しての説明がなされました。つまりアメリカはヨーロッパ全部の影響を受けた総合的なフラワーアレンジだそうです。いかにも!! イタリアのアレンジの説明のところで、日本素材を使ったアレンジとしてカラフルなフワフワした布?が使われていて、とっても綺麗でモダンなアレンジでした。
2つめは、中国と日本をミックスした表現のアレンジ。
ダイナミックで、アレンジは勿論のこと、竜や笠、扇子と細かく丁寧に作り込んであり、何人の人が何時間かかって作り上げたんだそう?と思うくらい精密なものでした。
長崎は中国の文化に大きく影響を受けているので、デモが長崎の おくにち(お祭り) を思い出させました。^^;
3つ目はまさに活け花。 サンフランシスコで1週間に150人の生徒さんを教えてらっしゃる草月流の Soho Sakai先生のデモ。舞台で活けていく見どころのあるデモンストレーションでした。
おしゃべりをしながら観客を引きつけていくので、会場も盛り上がったわけです。
海外では、草月流が人気みたいですね。
海外の活け花デモの4分の3が草月流みたいです。決まりにとらわれない自由な発想が人気のようだと感じました。
パーティー会場でお話しすることが出来てすごくラッキーでした。
熊本出身で同じ九州ということで、親近感をもってもらえました。^^
最後は、大きな会場アレンジを手掛ける Mrs.Natasha Lisitsa.
草月流を学んだというだけあって、日本的な表現法が見られました。
大きなアレンジなので、脚立に上りながらするのですが、その高くアレンジしたものからヒラヒラとリボン?を垂らしたのは、日本の短冊を木にぶら下げるのからヒントを得たと言っていました。
メタリックなアレンジから、植物の皮を使った大胆なアレンジなど、発想の転換に度肝を抜かれるという感じ。
まさに圧巻でした!!
市場のことから話が違う方向になってしまいましたが、これらのデモのアレンジは、デモ中は撮影禁止。
後で会場外に展示されて自由に撮影出来ました。
後でアップしようと思ってはいるのですが。。。なんせ人が多くて、何を撮っているのかわからないような写真になっちゃって。。^^; 参考としてアップしようと思っています〜。(?)
花市場の中にある資材屋さん。
種類の豊富さ、値段の安さ。考えられない〜〜。。
買いたいのは沢山あったのですが、荷物が〜〜、普段、一般人は入れないのですごいラッキー!
買い物しながら悔しい思いがよみがえったのですが、、^^;
試験の時。終って片づけしていると、スタッフの方から、残った資材は持って帰っていいよ、と言われて持って帰る準備していたのですが、他の人たちが置いていってたので、気が引けて置いてきたのが悔やまれた。。。^^; 余談ですが。